北限のブナ林へ

天気予報は基本的には晴れマークなのに、実際はパッとしない道内です。

みかん夫も無事(?)試験が終わり、久しぶりにドライブに出かけました。
d0016007_22282658.jpg本日の目的地は、後志の黒松内町です。地図で探すならニセコよりちょっと南に位置します。この町のブナ林は、自生するものとしては北限にあたります。今回は、国の天然記念物であり、北海道遺産にも選ばれた「歌才ブナ林」を散策しました。といっても、道は一本道で、しばらくすると突然「終点」という看板にあたり、そこから引き返します。ここのブナたちは老木がほとんどだそうです。そのため入り口の看板には、「風の強い日は危険ですから立ち入らないように」と書いてありました。どのくらい老木かというと、樹齢200年以上の木もあるそうです。一方で歩いていると、ブナの赤ちゃんも足元に沢山生えていました。その中でどれだけのものが大木になれるかは分かりませんが、ずっとずっとこの林をつないでいって欲しいものです。

ゴールデンウィークに訪れた白神山地で、ブナの森を紹介する映像を見ました。ブナは成長に長い長い年月がかかります。しかし、ブナは地球を育てます。水を蓄え、葉を落とし、土に返り、分解され、栄養を含んだ水を流し、そしてそれは海へ。この営みの中に、その森に生きるすべての生物がかかわります。そして、どの生物も必要で無駄なものはない。そのような話でした。
d0016007_23191530.jpgふとその話を思い出しあたりを眺めつつ歩いていると、同じような景色がずっと続く森ですが感慨深いものがありました。元気にさえずる小鳥や、会話しているかのようなふくろうの声。(ほーほーとちょっと参加してみたりしました。)ミミズ、小さな花々。右の写真はギンリョウソウという植物です。真っ白でちょっと不思議ですよね。また、木にはくまげらがあけた穴も沢山ありました。森は生命そのものでした。

しか~し、これからの時期、自然を味わうためには虫除けスプレーを忘れずに!!みかん夫婦はすっかり虫に刺されてしまいました。失敗。



d0016007_23341149.jpg歌才ブナ林から車で10分程度移動すると、国道5号線沿いに「歌才湿原」というのがありました。(案内板も何もなく、最初は「ユリがきれい」なんて言いつつも通り過ぎてしまいました。)でも、走っていても気づくくらいに写真のエゾカンゾウが一面に咲いていて、本当にきれいでした。他に、白いワタスゲもありました。7月中旬にみかん夫婦は、暑寒別岳の中腹にある雨竜沼湿原に登ることがあるんですが、その時に見れる花たちがこんなに簡単に見れるとは驚きでした。そしてこんなきれいな景色を見たことで、やっぱり雨竜沼にも登りたいと思ったみかんでした。(あぁ、体力をつけないと!)

汗もかいたことですし、やっぱりドライブのしめは温泉です。本日は寿都町にある「ゆべつのゆ」へ。ここは浴槽の向こうがガラス張りで、そこから林の緑が美しいお風呂でした。人もそんなに多くなく広々として良かったです。

「ゆべつのゆ」 日帰り500円。お湯にも景色にもリラックスさせてもらえる温泉。

さて、ドライブのついでに道の駅にも寄りました。まず、「230ルスツ」では今が旬で朝10時に採ったというアスパラをゲット。(このあたりの道の駅では、ニセコビュープラザのほうが野菜では有名ですが、規模は小さいですがルスツのほうが個人的には安価で好きです。)家に帰ってシンプルに茹でていただきましたが、太いのを選んだこともあり、根元の甘みはやはりいいです!ちなみに、アスパラは採りたてほどよく、持ち帰る時は必ず立てて持って帰ることが大事なんですよ。
そしてもう一箇所、黒松内町の「トワ・ヴェールⅡ」へ。ここは焼きたてのパンが有名です。みかんが行った時は、焼き上がりの時間から随分経っていたので残りも少なかったのですが、いくらか買ってその場でいただきました。これまた文句なしです。ちなみにここでも生産者の顔が見れる野菜が売られています。

ひとつだけ、超残念なこと。。。羊蹄山が半分しか見れなかった!!!がっくし。
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by haretahi | 2005-06-19 23:59 | 北海道(道央)
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