8.6への思い

今日は60年前広島に原爆が落とされた日です。みかんは広島で生まれ育ったので、8月6日午前8:15という数字をごく当たり前に思ってきました。みかんが子どもの頃は、夏休みの登校日がこの日に設定され、平和集会などを行っていたものです。しかし、広島を離れてみて初めて知ったこの数字の広まりのなさでした。そうはいっても、今広島でさえ8月6日が原爆の日であることを知っているのは75%程度だそうです。
今朝は、早起きがニガテなみかんも7:30に起きました。そして8:15には黙祷を捧げました。離れてみると、なおさらこの日を大事に心にとめておきたいと思います。しかし、みかんも一度すっかり寝過ごした年がありました。ヒロシマの心が失われつつある自分に危機感を感じました。
被爆者の皆さんが伝えたいこと、それはおそらく自分と同じ悲しく辛い思いをする人を二度と出したくはないということだと思うのです。それほど戦争そして核兵器はむごいものなのだと。だから、特に何かができるわけでもありませんが、「過ちはくり返しません」という思いだけは強く持っておきたいと思います。みんながそう思いそれが集まれば、大きな反核・反戦の力になるはずですから。
一方で先日、平和公園の慰霊碑に傷をつけるという事件がありました。とても悲しい事件です。これをやった人は「過ち」という言葉が気に入らなかったんだそうです。この事件、広島の外にいる人間には「ある日のニュース」として、すぐに忘れてしまう程度のことでしょう。ただ、こういう考えの人が集まればいつか戦争が起こるかもしれません。これもまた集まれば大きな力になってしまいます。
今日の平和記念式典の中で、広島市の秋葉市長による平和宣言中、「力は正義」という表現が出てきました。もちろんこれに否定的な内容でしたが、アメリカへのテロ以降(実はもっと大昔から)、おそらくテロリストでさえ正義のための武力行使だと思っているのではないでしょうか。「正義」とは?意味の取り方を間違えればヒロシマは繰り返されます。
みかんでは、一人では、何もできないと思います。ただ、小さな思いも大きな事を起こす原動力になり得るとみかんは思っています。平和を思う心、人を命を大切に思う心、あらためて思い起こす大切な日を、ここ札幌でも大事にしたいと思います。
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by haretahi | 2005-08-06 08:15 | 日々の暮らし
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