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駒大苫小牧、決勝進出

夕方まではおおむね曇り空でしたが、5時くらいから雨が降ったりやんだりの札幌です。

駒大苫小牧、決勝進出_d0016007_194489.jpg今日は久しぶりに映画を2本見てきました。3時半頃、札幌駅あたりをぶらぶら歩いてみると、あちらこちらに人が集まっている所がありました。人が集まる場所にあるものは、テレビ画面です。そこに写るのは甲子園の駒大苫小牧の準決勝の中継です。昨年初めて北海道に渡ってきた優勝旗。今年もその期待は大きいようです。さぁ、明日の決勝戦、どうなるでしょう。楽しい試合をして、結果が優勝ならすばらしいですね。




今日は音楽がらみの映画を2本見てきました。
まず1本目『コーラス』というフランス映画です。
問題児たちの寄宿学校「池の底」に挫折を繰り返した音楽教師が赴任。そこには規律という名の体罰とそれに反抗し、いたずらばかりする問題児たちがいた。そんな彼らに音楽教師は歌を教える。彼らはみるみる上達していく。その中に美しいボーイソプラノという才能を持った少年がいた。少年たちは歌うことで心がほぐされ、彼らに歌を教えることで音楽教師は再び音楽を教えることに情熱を傾ける。誰かに認められること、大事だと思ってもらえること、そして愛されることが、人にとってどれほど大切かを再認識した映画でした。
フランスではこの映画のサントラが飛ぶように売れたそうです。そして、天才バティスト・モニエは一躍フランス中から愛される存在となったらしい。実は、映画の中で聞いた子どもたちの合唱と彼のソロには涙が出た。心が洗われるとはこんなカンジかな。

2本目は『Ray/レイ』です。
これは昨年亡くなったレイ・チャールズの話。みかんはにこにこと笑顔で語り、『エリー・マイ・ラブ』を歌う年老いた彼しか知らなかったから、若い頃の彼が、麻薬常習者で女ったらしで恩もあだで返すようなところがあったなんてことは、正直驚きだった。でも、それは盲目ということの孤独感と少年時代弟を見殺しにしてしまったというつらい記憶から来るものだったようだ。そして彼の母は厳しい人だったようだ。「施しを受けず、自分の足で歩き、自立しなさい。」と目が見えなくなった少年の彼に言い続け、黒人ゆえに苦労していた彼女はさらに、「貧乏なんて真っ平。勉強しなさい。」と彼を一人盲学校へ行かせる。その教えどおり彼は杖や盲導犬など持たず、一人で歩き、音楽で名声を得た。ただ、ドラッグを体から抜く時、彼が見た夢の中で母に「あなたは私の言いつけどおりよくがんばったが、心は盲目のままだ。心も開放しなさい。」と言われ、弟には「レイのせいじゃない。」と言ってもらえたことで、彼は本当に解放されたようだ。おそらくその後、私の知るレイが誕生したのでしょう。みかんには意外な内容の映画でした。
by haretahi | 2005-08-19 19:50 | 映画
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