詞音コンサートへ

d0016007_2232167.jpg 今日は、「詞音(ことね)コンサート」に出かけてきました。コンサートと言っても、ちょっと変わった内容です。CosmoMaris☆Piano 即興ピアノ演奏のShinoさんのピアノとユキンコさんによる自作の詩の朗読のコラボレーションです。

 もう、数年前になりますが、私が美瑛に一人旅に出かけた時、ユキンコさんが工房を期間限定で開いておられました。そこにたまたま寄らせてもらって、とっても暖かく向かえてもらいました。また、ユキンコさんのイラストや詩が暖かく、とても心に残っていたのですが、その後のご活躍を知ることが出来ず、ずっと気になっていました。でも、ブログを知ることができ、さらに、当時工房で記帳した私へ、今回のイベント案内のお葉書も頂き、「これは行かなくちゃ!!」と勇んで出かけたわけです。

 まず、Shinoさんのピアノで始まったコンサートでしたが、ピアノの音に血がざわざわと沸き立つような妙な感覚に襲われました。Shinoさんのピアノは、光がキラキラっと跳ねるようなそんな印象でした。そして、ユキンコさんの詩。今回のテーマは「ちいさきもののささやき」。普段、目に留まることのない小さなもの、当たり前のものに目をむけ、それらの思いを代弁しているかのような詩です。優しい詩、そして、生きていることの素晴らしさを感じる詩でした。

 ユキンコさんの詩の中で、「敵はいない」という言葉が、私の心を突き刺しました。
 敵を作って攻撃しながら生きているつもりなんて、これっぽっちもありません。なのに、この言葉を聞いた時、実は自ら敵だらけにして生きているのではないかと思えてしまいました。人そのものだけではなく、人のちょっとした言葉だったり、態度だったり、そういうものに対して、苛立ったり怒ったりする気持ち、そういうのが、実は、自分の中に「敵」を作り上げているのではないかなって思えたのです。そんな私に「敵はいない」とズバッと突きつけられた気がしました。

 「敵はいない」かぁ。あらためて、自分の役割について話してくれた女性のことを思い出しました。メガネの一件の時といい、最近彼女のことをよく思い出します。そして、自分なりの形で彼女のようでありたいと思います。思うわりに、なかなか近付くことさえも、できないでいるのですが。
 今日のコンサートを聴いていて、まず、今の自分を、そして、自分の毎日を好きになることから始めようと思いました。これが、最近の私にはなかなか難しいことなのですが、それができたら、きっと、人にも自分にも優しくなれるし、「敵」を作る心からも開放される気がします。

 今日の出会いに、またまた感謝。素直に「ありがとう」と思えることが、なんだか心地良よくて、ちょっと嬉しいです。
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by haretahi | 2006-04-29 22:43 | 日々の暮らし
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