観光の街 夕張

 晴れているのにさむ~い札幌です。とうとう我が家から見える手稲山で初冠雪です。昨日から11月中旬の寒気が入っているそうです。稚内やオホーツク紋別では、昨日初雪だったそうです。いよいよですね。

d0016007_17431817.jpg さて、昨日、夕張に行ってきました。まず最初は紅葉を狙って、国道274号沿いにある滝の上公園へ。こちらはまず、夕張川の浸食によってできた滝がなかなか見ごたえがあります。特に秋は紅葉とともに眺められ、とっても美しいんです。d0016007_17453571.jpgが、ちょっと遅かったですね。茶色が濃いかな。でも、今年の紅葉は赤の発色が良くて、綺麗だと思います。黄も赤も茶色も同じ暖色系。見ていてこれはこれで美しいのですよ。でも、寒すぎてあっという間に納得して車に戻ってしまいましたーー;) 寒さと虫には根性ナシです^^;)




d0016007_17523044.jpg 今回夕張へ出かけた目的は、「郷愁の丘」で行われていた、炭鉱で賑わっていた頃の写真展が行われていたからです。→この3つの新しい建物、私が北海道に来てから出来た建物です。実は、私が初めて夕張を訪れた頃、このあたりにはまだ、炭鉱住宅があって、人が暮らしていました。それがいつのまにか建物がなくなり、奥のレンガの建物が出来てから、次々と続けて3戸も出来ました。これこそ、私が夕張に不信感を持った始まりでした。はっきり言って、夕張でなくてもどこにでもある展示内容です。観光客がまばらなこの街に、なぜこんなものが出来たのか、疑問としか思えませんでした。
d0016007_17564910.jpg 今回、写真展を見て、目を疑いたくなるような賑わいが写真の中にはありました。3つのミュージアムのあったあたりも、←この写真のあたりも、その頃には斜面に所狭しと住宅が建っていました。(写真の山の右上のほうが段々になっているのが分かってもらえるでしょうか。それが住宅のあった跡です。) ちなみに、今回の展示はタダでした。そのかわり隣のミュージアムたちは有料です(1,000円)。正直、写真展にはお金を払っても良いと思いますが、ほかのものにお金を払う気にはなれませんでした。「見せるものの価値」が分かっていないように、私には思えます。たぶんそれは、ずっと暮らしている人に地元の良さがピンとこないのと同じようなことだろうと思います。私はたまたまみかん夫の趣味のおかげで、今昔を見比べることが出来て興味深く見ることが出来ました。でもたぶんそれは、他の人も同じだと思うんですよね。今回の「破綻」で、興味本位でも夕張を訪れる人がいたと思います。そういう人から「なかなか面白い」と思わせていくことも良いのではないかと思います。逆手にとってチャンスにして欲しい!!

 「シネマのバラード」や「夕張 めろん城」では、夕張産のワインや特産の長いもを使った焼酎「寅次郎」などの試飲が出来ました。私は「シネマのバラード」で詳しそうなおじさんに楽しいお話と一緒に大盤振る舞いしていただきました。たぶん、試飲でコップ1杯分は飲んだと思います。寒かったし、体が温まっていい気持ちでした。焼酎は良くわからないのですが、ワインは結構飲みやすくておいしかったですよ*^。^*) とっても甘いジュースのような夕張メロンワインを1本買ってきました。でも、北海道産のワイン、小樽産や十勝産はよく見ますが、夕張産って見たことありますか?美味しいのに知名度が低いのはもったいない。(って、私が知らないだけだったらゴメンナサイ。) 残念ながら、もう在庫限りで生産は中止されるそうです。この先復活があるかもしれませんが、観光施設同様、先行き不透明でしょうね。ちなみに、めろん城ではまだ味わうことが出来ますよ。夕張メロンブランデーなんて珍しいお酒もあります。

d0016007_1825817.jpg お昼は、近くのラーメン屋さん「のんきや」でいただきました。このお店、おばあさんが傾いた建物で作る素朴なラーメン、として有名だったんですよ。でも、気付けばお店がなくなっていて「とうとう閉めたのか」と思っていました。そしたら、新たにお店が出来ていて、いつも行きたいと思っては店じまい後。やっと行ってきました!でも、そこにはおばあちゃんが若返っていた!?わけはなく、娘さんでした。おばあちゃん、亡くなったんだそうです。その味を求めるお客さんのために娘さんが戻ってきてお店を継いだんだそうです。d0016007_18314465.jpg関東で長年暮らしてきた方で、「街に人がいないのが寂しい。畑だらけのような田舎ならなんとも思わないけど、建物があるのに人に会わないのはものすごく寂しい。」とおっしゃってました。その言葉を聞いて、私が夕張を「ゴーストタウンのようだ」と思った理由を的確に表現してもらった気がしました。
 ラーメンは、私が頂いた醤油もみかん夫が食べた塩も、あっさりとした優しいお味。これなら飲んだ後でも入りそうです。

 「のんきや」 11:00~16:00 月休

d0016007_18342167.jpg 昨日紹介した「たぬきちゃん」。夫のおやつでした。私のおやつは→これ。夕張銘菓だそうです。買ったお店は「お菓子のふじ」さん。清水沢の駅の所にある商店街の一角にあるお店です。
 右の「黒ダイヤカステラ」は、匂いも味もどこかパンのようなカンジ。小麦の味なのかな。ふわふわで「ういろう」とも違うし、食べたことのない素朴な味でした。黒ダイヤは小豆かな?あと、あずきパイ「嶺水」は、パイがバターいっぱいで美味しい!パターがいっぱいなのであんこと一緒に食べると甘じょっぱくて。二つとも105円とお手ごろにして、私、すごく気に入りました!!イチオシです。
 夫が食べた「たぬきちゃん」は、チョコレートコーティングされたお顔部分の中は、すべてバタークリーム。しばらく体中が「バターで充満しているよう」だったそうです^^;) 見るからに昔ながらのケーキですものね。たぶん、炭鉱で働いて疲れた人たちには、甘くて栄養のあるバターをタップリ使ったお菓子は、働いた体へのご褒美だったんでしょうね。好まれた町の味なんだと思います。一口かじったけど、美味しかったですよ。一口では^^;)

 「お菓子のふじ」 10:00~18:30 不定休

 結構、夕張には行っているほうだと思うのですが、またまた色々発見がありました。ほぼすべての観光地が昨日で営業を終え、再開は不明。「観光の町、夕張」の最後の日だったのかもしれません。冷たい雨が降る中、紅葉が色を添えてくれていましたね。でも、どういう形にせよ、良いものはぜひ復活させて欲しいです。
[PR]
by haretahi | 2006-10-23 19:10 | 北海道(道央)
<< 空は清々しい青空なのに…… やったねっ! >>