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「便乗」な映画

 冬に逆戻りの札幌です。本当に真冬のようで、気温はマイナス、雪ははらはらと降り続きました。ただ、久しぶりに空気が乾いていて、0℃程度の湿った冷たい空気ではなく、さらに下がった時の乾いた気持ちの良い冷たさで、私的には久しぶりに心地良い寒さでした。
「便乗」な映画_d0016007_23442844.jpg ←札幌駅の南口にある「牧歌」の像です。この一角を見たとき絵のように美しいなと思いました。
 この「牧歌」ですが、札幌出身の彫刻家、本郷新の作品で、説明によると、北海道の象徴として、ポプラの若木、トウモロコシ、スズランを持った3人の女性、子羊を抱いて立つ男性、角笛を吹く男性、で構成されているそうです。

 さて、今日は映画を1本見てきました。『華麗なる一族』 1974年に公開になった日本映画です。ご存知のように、今テレビで放映されているあの同タイトルのドラマと同じ作品で、なんと211分に及ぶ長編です。なぜ今この作品かというと、蠍座オーナーのコメントは「便乗」だそうです^^;) 確かに、ストーリーはほぼ同じですが、テレビとの大きな違いは、テレビでは万俵鉄平を中心に描かれているのですが、映画では父大介と阪神銀行に絡む展開が中心であることです。私的には、映画の方が面白いと思いました。世の中(政界財界)の汚さがよく出ているんです。ドラマはどうしても万俵鉄平の美談に目が行ってしまいますからね。(私だけ?)
 あと、途中に「休憩」の文字が入っている映画は初めてでした。確かに約3時間半ですから、トイレなど心配だったんです。親切な作品です!? ただ、長さに対し、まったく飽きずに見れました。ドラマも次で最終回ですが、映画と同じなら、ラストはなかなか面白いです。

 「便乗」する価値ありですよ。
by haretahi | 2007-03-12 23:59 | 映画
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