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出演者が同じ映画2本

 薄曇ながら、なかなかのお天気だった札幌です。気温が26℃まで上がったので、自転車で外を走ると、しばらく汗が止まりませんでした。冷房のある施設では、軽く冷房がきいていました。でも、夜は暖房になるんだろうな。
 夕方になるにつれて、風が強くなっていきました。夜9:30頃自転車で帰っていたら、信号がぶんぶんと揺れるほどでした。こんな強風の中、小学校の横の歩道に、なにやら沢山の荷物が。バザーか何かの荷物かと思いきや、明日の運動会のための場所取りのお父さんでした。すごい!大変なんですね、都会の運動会。
 実は、12:40から始まる映画を見るつもりだったのですが、起きたら10:30。買い物にも行かなくてはいけなくて、結局それは見送って、夕方4:45から2本連続で見ることにしました。昨日もそうでしたが、どうして私は、目覚ましを止めてしまうんだろう。。。今日なんて、止めた記憶すらなかった。みかん夫がいないと、完全に夜型生活まっしぐら。いつも出張先から「早寝早起き」というメールを送られる私です( ̄▽ ̄;)

 さて、今日はベルギー映画2本です。珍しいパターンですが、主役の男性が同じでした。蠍座通信によると、「両作品をセットで見るとあらためて大きな感動が身体を走り抜ける気がした。この思いを多くの人に共有してもらいたい。」とのこと。
 1本目、『イゴールの約束』。イゴールは違法外国人労働者の売買をする父を手伝う少年(役者は14歳)。ある時、労働者の一人の男性が事故で亡くなった。その男性に、「妻と子どもを頼む」と言われ、彼との約束を守りきろうとするイゴール。自分の言う事をきかそうとする父。とにかく、何か悪いことが怒るのではないか、と終わりまでハラハラして見た。こういう「ハラハラ」が、実は私、得意ではないです。
 2本目は、『ある子供』。20歳のブリュノ(イゴールと同じ俳優で実際は24歳)は、引ったくりや盗んだ物を売ってお金を稼いでいた。その彼と女友達の間に子どもが生まれた。でも、彼はいつものように子どもすら売ってしまった。子どもを売ったと悪びれることなくお金を見せるブリュノに対し、そのまま気を失う母。その姿を見て、彼もすぐさま子どもを取り戻す。しかし、彼女の逆鱗に触れ、さらに子どもを売れなかったことで損をしたと言うワルに、損害を払えと言われ、またも引ったくりをしてしまう。しかし、その仲間として使った少年だけ警察に捕まり、そこで彼は警察に出頭する。
 「ブリュノは、イゴールがすこし悪い方向に成長したあとのすがたにも見える。」と蠍座通信には書いてあった。でも、私的には、やることは極悪でありながら、でも何をすべきかを自分で決めて動いたイゴールのほうが、数段オトナに見えた。
 ところで、『イゴールの約束』で極悪の父を演じた男優が、『ある子供』では、警察の役で出てきたのが、ちょっと笑えた。
by haretahi | 2006-05-27 22:51 | 映画
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