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この1年に感謝

 昼頃まで良いお天気だった札幌も、夕方ごろには雪がちらついていました。降ってくる雪を見て、「今年は見納めかな」と思いました。

 というのも、明日から旅に出ます。まずは、キューピットさんと芽々さんの結婚式です。それから、実家へ帰って、久しぶりに広島でお花見をしてこようと思っています。2週間くらいの予定です。4月の札幌は、雪が降ることは普通にあるのですが、今年は早く暖かくなっているので、私が戻ってきた頃には、すっかり春の陽気かなと思います(希望的意見)。

 ということで、これから2週間、またパソコンなしの生活が始まります。ですから、しばらくお休みになりますが、今回の旅は、楽しいこと盛りだくさんなので、帰ってきたら、旅レポートしますね。

 さて、3月はこれが最後のブログになるのですが、去年の4月1日にブログを始めて、1年になります。季節を一周して、見たものは出来るだけたくさん紹介したくて書いてきた1年でした。だから、ブログを始めてからは、自分の身の回りの物が、それまでより興味深く見ることが出来るようになりました。また、それまではやりたいことも「まいっか。面倒だし。」とやめてしまうことが多かったのですが、ブログに書きたいという思いから、とってもアクティブに動けたと思います。このブログが、私に良いきっかけをたくさんくれました。

 さらに、たくさんの人との出会いもいただくことが出来ました。ちょっと予想外の展開だったのですが。じつは最初は、広島に住む友人たちに、北海道を感じてもらいたくて始めました。でも、蓋を開けてみたら、知り合い以上に、知らない人からのコメントをいただけるブログになっていました。さらに驚いたのは、道内にお住まいの方からのアクセスが多かったことです。なんだか、うれしい誤算がたくさんあって、今に至っています。
 始めてみるお名前に、「どきっ」としたみなさまとも、すっかりおなじみさんになれたのも本当に嬉しいです。でも、時々ご新規さんさんがまた来てくださって、そこからまた新しい繋がりが出来て。。。すごく不思議ですごくありがたいです。こうやって、お一人お一人と少しずつ繋がって行ける幸せは、1年前は予想もしていなかったんですよ。会ってお話する機会は、なかなか持てないかも知れませんが、もしそういう機会が持てたら、すごいなぁ。

 この1年、コメントくださった方も、そっと見届けてくださった方も、本当にありがとうございました。2週間ほどお休みしますが、頭の中をすっかり春色にして戻ってきますので、引き続き、よろしくお願いします!

 では、いってきま~す。
# by haretahi | 2006-03-24 22:52 | 日々の暮らし

映画1本、泣きました。

 映画を2本見てきました。
 1本目、『理想の女』。イギリスの文豪オスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿婦人の扉』をもとに作られた映画です。けっこうな歳でありながら、男が放っておかない女性、しかし、女にはとことん嫌われる女性と、旦那一筋の若い女性。そんな二人の女性の皮肉な運命。なかなか見ごたえがありました。しかも、二人ともすごく綺麗。女の目から見てもホレボレするようなプロポーション。女性に見て欲しい映画のような気がします。

 2本目、『1リットルの涙』。ちょっと前までテレビでやっていたので、ご存知の方も多いでしょうが、私ははじめて見ました。14歳の時「脊髄小脳変性症」という、徐々に体の機能が失われていく病気にかかった木藤亜也さん、その時から21歳まで綴った日記をもとに作られた実話の映画です。たくさん悩みながら、それと同じだけ感謝することを忘れなかった彼女、そして前向きに生きていく姿が、キラキラしてました。だから、最初から最後まで涙が止まりませんでした。
 彼女がある時、「私は結婚できますか?」と質問した時、「出来ないでしょう。」と答えた主治医の凛とした姿が、印象的でした。医者というのはそういう立場なのかも知れませんが、真実を伝える辛さ、そこから私なら、逃げてしまうかもしれません。ちなみに、この答えに「本当のことを教えてくれてありがとう。」と言える亜也さんも、ステキです。

 ところで、最近ウィンドーショッピングすると、非常に疲れます。腰とか足とか痛くて。筋肉が落ちちゃってるんですかね?
# by haretahi | 2006-03-21 23:59 | 映画

春への準備。冬への準備。

春への準備。冬への準備。_d0016007_17223824.jpg 吹雪です!北海道の東に台風のような低気圧が居座っています。警報も全道に出てますし、高速道路の通行止めもかなり出ています。
 札幌は、一晩で10cm程度積もりました。すっかりアスファルトが出ていた札幌でしたが、今日は見てのとおり、一面真っ白です。午前中は、雪を踏むと「きゅっきゅっ」と片栗粉を踏んでいるような良い音がしました。久しぶりのふかふか雪です。でも、昼頃から、降る雪も湿ったものになり、道路はべちゃべちゃになりました。そう思うと、やはり春の嵐です。
 札幌は、今はそんなに雪は強くはないのですが、とにかく風が強いです。瞬間最大風速は25.8mだったそうですよ。こう風が強いと、降っていなくても地吹雪が酷いと思います。視界も悪いでしょうから、皆様お気をつけ下さい。

 さて、そろそろ自転車を出そうかと話していました。もう、車道なら走れそうなので。(昨日までは。) ただ、みかん夫にメンテナンスをお願いしたものの、彼も忙しいのでなかなかしてもらえないまま、4月を迎えてしまいそうです。
 ところで、自転車を「出す」のって、言われてみれば北国らしい言い回しですよね。他のブログでこの表現を使ったら、こうコメントを頂きました。北海道の冬も5回目になると、もうすっかり当たり前のことでした。
 思えば、広島(私の住んでいたあたり)では、車のタイヤをかえる必要もなく、自転車も年中出しっぱなし。いつでも乗りたい時に乗るのが当たり前でした。そう考えると、やはり、「北国の季節がはっきりしている」と言われるのも、納得できます。冬の前や春の前には色々と準備が必要ですから、気持ちの上でもきっちり切り替わるわけです。もちろん、南国でも衣替えはしますが、それくらいで済みますからね。

 急に季節が逆戻りしてしまいましたが、この雪もきっと、すぐとけてしまうでしょう。春の準備をしなければいけませんね。でも、春の準備は鼻歌交じりで出来てしまうのが、良いところです♪
# by haretahi | 2006-03-20 17:59 | 北海道あれこれ

ウレシハズカシ

 札幌、暖かいです。10℃近い気温です。お天気も良かったので、ぽかぽかでした。今日は、冬の重たいコートもセーターもやめて、シャツと薄いコートで外出でした。街中は、人や車が通るあたりに雪はありません。歩くのがとってもラクでした。

 ここ数日、家にカンヅメで親戚に頼まれた英文和訳の添削をしておりました。締め切りが月曜日で、まだ終わっていないのですが、見通しが立ったので、今日は出かけてきました。じつは、ホットペッパーというフリーペーパーに載っていた「きっかけレッスン」の中から、「メークレッスン」なるものに行ってきたのですよ。今までそういったものは一度も経験がなく、ファンデーションに口紅程度のお化粧しかしたことがなかったんです、私。でも、前に書きましたが、表情に力がなく、オンナのココロがなんだか足りない最近。ほったらかしてもキリッと緊張感のあった20代に対し、ただでさえしまりがなくなるのに。。。てなわけで、外からちょっと気を入れてみるかと思いました。
 トータルで1時間半くらいで、内容は完全受身です。やり方や自分に合う色を教えてもらいながら、ただひたすら、鏡の中の自分とにらめっこです。人にお化粧をしてもらうと、見慣れない自分が鏡にいるので、いつも違和感を覚えるのですが、今日はそれだけでなく、なんだか目がキリッとした気がして、ちょっと良い気分♪お天気も良かったし、そのまま春らしい軽やかな洋服に着替えて、お散歩でもしたい気分でした。やはり、ちょっと違う自分って、今の私には良いカンジ。ちょっと恥ずかしくはありますが、せっかくだから、忘れないように、練習しようっと☆

 そういえば、高校生の時、友達が髪の毛に始めてリボンを付けてくれました。けっこう存在感のある緑色のリボンで、それまで女の子らしいカッコなんてしたことなかったので、そのまま塾に行って、ドアを開けるのに真っ赤になったんですよ。
 でも、その時から髪を伸ばし、その後は、伸びた髪に自分で買った何種類ものリボンの中から、毎日その日の気分で、通学の船の中で友達に結んでもらっていました。この時からなんですよね。オンナらしいことの楽しさを知ったのは。でも、他にも、初めてのお化粧、カジュアルな格好から女性らしいラインのスカートを履き始めた時など、何度も「オンナを求める自分」に気付かされては恥ずかしくて、でもそんな自分もやっぱり自分で、いつの間にかそんな自分が普通の自分になっていく、といったプロセスを辿りながら今の歳になった気がします。
 とはいえ、久しくそんな経験はなかったのですが、この歳になって、またそんなオトメチックな気持ちになろうとは。。。すっごいココロのスパイスかもしれない。ここらでピリッと効かせておいて、オバチャンまっしぐらの道から外れるぞ!
# by haretahi | 2006-03-17 22:14 | 日々の暮らし

みかん夫の趣味

 朝起きたらまた白くなっていました。今日はいつもより30分ほど早く起きたのですが、起きてすぐの雪は粉雪だったのに、みかん夫が出かける頃にはふわふわの雪に。そして、今は跡形もなくとけて、晴れています。今日は2日ぶりにあたたかく、5℃くらいまで上がるそうですから、またどんどん雪が溶けそうです。

 誰に聞かれたわけではないのですが、一昨日「それいけ!う~ぐみ」を紹介した時に、「みかん夫の趣味に走った内容がある」と書いたので、ちょっと彼の趣味に触れたいと思います。
 趣味と言える趣味がないみかんに対し、彼は多趣味な人です。先週末あたりに触れた「炭鉱跡巡り」もその一つ。それにも絡みますが、「写真」もまた一つ。そして、きょう紹介しようとしている「鉄道」もその一つです。
 鉄道マニアな人のことを「鉄チャン」と呼ぶそうです。上を見ればうーんとすごい人はワンサカいるとは思うのですが、みかん夫もけっこうだと思うのですよ。もちろん路線(廃線も含めて)、車体などの知識もかなりで、旅をするうえで、鉄道のことなら、彼に聞けばだいたい教えてくれて便利です。でも、一番「すごい!」と思い、少々迷惑なのが「音」に関する知識です。
 彼は、走る列車の「カタンカタン」の音で、(全部ではないかもしれませんが)車両の聴きわけが出来ます。以前、彼の出張先に用があって電話したことがあるのですが、後ろを通り過ぎた電車の音で、「今○○が行った。」と言われたことがありました。部屋の中で、見たわけでもないのに。
 ただ、最近、その知識が迷惑に感じることがあります。それは、鉄道が出てくるドラマなどを見ている時です。列車が出てきたシーンを見て、明らかに不快感を現しているのです。「何?」と聞くと、「車体と音が違う!」と言います。そんなの私のような凡人には分からないのだから良いじゃないかと思うのですが、非常に納得がいかないようで。これがまた、良いシーンだったりすると、非常に迷惑なんですよ( ̄▽ ̄;) でも、確かに話に聞くと「新幹線なのに在来線の音」や「地方の路線なのに首都圏の発車音」の場合などあり、いかにすでにある音でごまかしているかが良くわかって、おもしろいのはおもしろいんですけどね。
 ちなみに、古いドラマだったりすると、「あの車体、懐かしいなぁ」と言うことが多く、新しいドラマだと、「あの車体、今そこの町にもらわれていったんだ」という発言をよく耳にします。もちろん、たいてい、「音は違うけど」のコメント付ですが。

 「それいけ!う~ぐみ」には、彼の鉄チャンな姿がちょびっと出てきます。私は初めて見たとき大笑いしてしまったのですが、よろしかったら、そんな所も探しつつ、見ていただけたら、楽しさが増えるかもしれません!?
# by haretahi | 2006-03-15 12:56 | 日々の暮らし